【市政報告】リハビリの専門知見を市政に:言葉の壁を越え、未来を拓く尾張旭へ

こんにちは、尾張旭市議会議員のかつまた修二です。

令和8年3月定例会にて、市政の重要課題について一般質問を行いました。

私は、理学療法士としてリハビリテーションの現場に携わってきました。その経験から、今回の質問では「目に見えない障がい」や「家庭環境による教育格差」という、光の当たりにくい課題に焦点を当てました。


1. 子どもの貧困の連鎖を断つ「学習・生活支援」の深化

家庭の経済格差が教育格差を生み、それが将来の所得格差につながる「貧困の連鎖」をいかに断ち切るか。これは本市の未来を左右する最重要テーマです

今回の質問では、令和8年度から事業名称が「子どもの学習生活支援事業」へと変更される節目を捉え、以下の改善を提言しました

  • 早期支援のための対象拡大: 習慣形成に重要な小学校高学年からの支援の必要性を訴えました 。
  • 長期休暇中の居場所確保: 共働きや核家族化が進む中、夏休み等の開催日数を見直すべきだと質しました 。
  • 部局横断の「尾張旭型」連携: 福祉・こども・教育の各部門が垣根を越え、世帯全体を支える包括的な体制構築を要望しました 。

【市側の答弁】 こども家庭課長より、「対象要件や長期休暇中の対応については、利用者や現場の意見を参考に検討していく」との回答を得ることができました 。形だけの事業に留めず、実効性のある支援へと進化させてまいります。


2. 「失語症」当事者の社会的孤立を防ぐために

脳卒中などの後遺症で「話す・聞く・読む・書く」が不自由になる「失語症」 。 本市には推計で約200名の当事者がいらっしゃると考えられますが、外見では分かりにくいため、多くの方が「目に見えないバリア」による孤立に苦しんでいます

理学療法士として強調したいのは、「言葉の回復は数年にわたって見込める」という事実です 。高価な機械よりも、地域の中での「人のつながり」こそが最高のリハビリテーションになります 。

具体的に以下の2点を提案しました。

  • 会話パートナーの養成: 意思疎通を支える専門ボランティアの育成支援 。
  • 交流の場(サロン)の設置: 当事者が安心して社会とつながれる居場所づくり 。

【市側の答弁】 健康福祉部長より、「他自治体の成功事例を調査し、まずはホームページ等での周知啓発を通じて、周囲の理解が得られやすい環境づくりに努める」との前向きな回答がありました 。


議員・理学療法士としての決意

今回の質問では、支援の隙間に落ちてしまっている方々の現状を前に、「現状を変えられていない自分自身の不甲斐なさ」を自責の念と共に述べさせていただきました 。

「失語症があっても、このまちでは自分らしくいられる」

「生まれ育った環境に関わらず、子どもたちが自らの可能性を信じられる」

そんな温かく開かれた尾張旭市の未来を目指し、これからも現場の皆様と伴走し、具体的な施策の実現に向けて全力を尽くしてまいります!


尾張旭市議会議員(日本維新の会)

勝股 修二(理学療法士)


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