令和6年9月定例会質問通告
1 フレイル(虚弱)の状態にある方の把握とフレイルから脱却するための取組について
フレイル予防についてはこれまで何度も議会において取り上げられてきており、注目度の高い社会課題である。特に外出機会の少ない高齢者の対応については本市でも難しい課題として認識され、地域相談窓口などの活用が進められてきたところである。これからの超高齢化社会・無縁社会において、地域のつながりづくりに注力していくことも必要であるが、それでもリーチしきれない方への対応、体制づくりも必要である。また、フレイルとは可逆的な状況であり、対応によっては健康な状態に戻ることができると言われている。そこで、フレイル状態にある方を把握するための体制とフレイル状態にある方が、その状態から脱却するための方策について伺う。
- ⑴ フレイル状態にある方をどのように見つけているか
- ⑵ 民生委員と地域包括支援センターの関わりについて
- ア 協働体制の現状について
- イ より効率的な協働体制の構築について
- ⑶ フレイルを見つけるための最新技術導入について
- ⑷ フレイルから脱却するための取組の現状について
- ⑸ フレイルから脱却するためのシニアカーについて
- ア 普及状況について
- イ 介護保険における例外給付について
- ウ 購入補助金について
2 パーソナルモビリティ(シニアカー、特定小型原動機付自転車など)の普及に向けたまちづくりについて
これまで主に高齢者が起こしてしまった、誤操作による自動車暴走事故などにより、運転免許の返納が勧められてきた。しかし、移動手段を失うことにより、活動範囲の狭小化や自由に移動することができないなどの新たな問題が生じつつある。そこで、近年脚光を浴びているのが、環境負荷が少なく、性能を抑えて安全性を高めたパーソナルモビリティである。昨年7月に改正道路交通法が一部施行され、特定小型原動機付自転車が法制化され、新たな移動手段として期待されている。自動車中心のまちづくりから方針が転換されていく中、今後のまちづくりの具体的方策について伺う。
- ⑴ 運転免許証返納後の移動手段について
- ⑵ 歩行者やパーソナルモビリティの移動環境の整備について
- ⑶ 自動車中心に形成されてきた移動空間の再構成について
- ⑷ ゾーン20について
- ⑸ 特定小型原動機付自転車の将来的な有用性と普及の見通しについて
3 福祉マインドフェアの開催時期について
ここ数年の夏の猛暑は異常な状況となっている。体温を超えるような気温が何日も続くようなことが当たり前になってきた。本年の熱中症警戒アラートは、8月28日時点で既に40回発表され、7月18日から8月18日の約1か月間は毎日発表された。福祉マインドフェアは例年8月の第一土曜日に開催されるが、不要不急の外出を避けるべきと言われる熱中症警戒アラートの真っただ中で開催されている。福祉マインドフェアは体温調整の難しい高齢者や障がい者が多く参加するイベントであり、配慮が必要と考える。主催されている社会福祉協議会は、民間の社会福祉法人であり、行政機関ではないが、行政とは深い関わりを持つ団体である。そこで、酷暑の中開催されている福祉マインドフェアについて本市の見解を伺う。
- ⑴ 参加者数の推移について
- ⑵ 福祉マインドフェアの開催時期について
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