請願第1号 学校給食費無料化を求める請願について趣旨採択動議
◆1番(勝股修二) 愛知維新の会尾張旭市議団の勝股修二です。
本動議の趣旨を説明させていただきます。
本請願は、所管の福祉文教委員会において、賛成少数にて不採択と決議されました。委員の皆様から、反対意見として、国の責務であること、自治体間の格差が生じることなどが出ておりました。しかし、地方自治体の動きが国の方針に影響を与えていることは事実でありますので、全国的な給食費の無償化を後押しするには、国の動向を注視するだけでは不十分と考えます。
日本維新の会は、将来世代のための政治をテーマとして、教育費の無償化、給食費の無償化などには積極的に取り組んでおり、本請願の給食費無償化の実現は必ず成し遂げたい政策の一つです。
実際に、大阪市では、本年度より恒久的な給食費の無償化を実現しております。しかし、これはたゆまざる成長戦略への取組と行財政改革の結果です。財源は限りのあるものであり、1つの事業を実現するためには、ほかの事業を諦めなくてはならないといった性質のものです。尾張旭市議会において本請願の実現に向けた成長戦略による将来的な財源の見通しや、行財政改革による財源見直しの議論の積み重ねがないままに本請願を採択することは反対でありますが、現状において教育費などの負担が過大に大きい子育て世帯の負担を軽減するため、また、将来を支える子供たちを健やかに育てるために、学校給食費の無償化や将来世代に向けての財源確保に向けて、尾張旭市の成長戦略及び行財政改革に取り組んでいるという姿勢を内外に示すためにも、趣旨採択とすることが最善であると判断し、御提案申し上げます。
本請願にはかつまた修二は賛成させていただきましたが、反対多数により否決されました。
請願第1号 学校給食費無料化を求める請願について趣旨採択動議
【請願趣旨】
1 ヶ月のメニューを見て学校に行くのが楽しくなるなど、子どもたちは給食が大好きです。安全で質の高い給食は子どもたちの命と健康、身体づくりに直接結びつき、子どもたちの健やかな成長にとって欠かすことができません。しかし、「給食費が無料になればかなり助かります」「おカネヘの不安が大きく子どもを育てられるか不安です」と言った市民の声があります。
この間、消費税の10%への増税、長期に賃金が上がらない中での物価の高騰、さらに新型コロナウイルスの感染拡大による所得の激減など、家計の圧迫が続いています。苦しい家計を助けるために、政府に臨時交付金を活用し尾張旭市では、材料費1 割を上限に公費負担し、給食費の値上げを抑えています。一方、県内に眼を転じてみれば、3 カ月間とか6 カ月間とか、時限的に学校給食の無償化が実施され、住民から喜ばれています。
「食育」と言われるように学校給食は教育の一環です。憲法26 条は、「義務教育はこれを無償とする」と定めており、本来、小中学校の給食費は無償であるべきです。学校給食法は材料費を保護者の負担と定めていますが、岸田首相は国会答弁で「保護者が負担する学校給食費を、自治体等が補助することを妨げるものではない」「自治体において適切に判断すべきもの」と述べています。`学校給食法を理由に無料化を拒否する理由は崩れています。
いまこそ、本市も学校給食費の無料化することを求めます。
【要請項目】
1 、小中学校の学校給食費を無料にすること
かつまた修二公式ページをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。